スポーツシミュレーター(V-Training)
スポーツシミュレーター
ビジョントレーニングの可能性を広げる
プロフェッショナル機器「Vトレーニング」
アスリートの眼球の動きには、ボールや人を追うように見る、視線を飛ばすように見る、一点に両眼の視線を集中させる、集中していた両眼の視線を開くなどの様々な動きがあります。
Vトレーニングはこうした眼球運動だけでなく、眼で捉えたものに素早く反応する協調動作のトレーニングもおこなうことができます。
ビジョントレーニングと体力トレーニングを絡めて行うことで、視覚と身体機能の結びつきを高め、パフォーマンスの向上に繋がる可能性があります。
ビジョントレーニングのコンセプト
見ることは、 スポーツは勿論、日常生活に於いて、様々な判断・動 作・行動の情報として大変重要な能力です。 一般的に、視力以外は測定する機会が殆どない状況です。見る能力は、視力以外にも「動体視力」「瞬間視」「眼と手の協応動」や「正確にモノの形や距離を見る中心視」「広い範囲を見る周辺視」など、多くの能力を活用しております。駅の歩きスマホや運転中のスマホや高齢者による交通事故などが社会問題になっております。 また、見ることについての研究は、まだまだ実証されていないことが沢山あります。このビジョントレーニングシステム「V-Training」は、正確な測定をすること、様々なトレーニングを行うことを目的に開発しました。
スポーツ分野に於いては、スポーツ選手や審判が、身体能力を発揮するために、スポーツビジョンの測定によって、最高のビジョン能力を 確認し、個々のコンディション状態の基準を明確化することにより、最高のパフォーマンスの発揮や怪我予防の可能性も高まります。スポーツという特殊な状況での、視覚能力や視覚と身体の関連性が体系的に研究されることで、多くの可能性が広がります。スポーツだけでなく、日常生活における子どもや高齢者の視覚と身体の関連など、今まで明らかになっていない機能や能力が解明されると考えています。 様々な研究を行うことにより、車・バイク・自転車の運転、高齢者の健康寿命の維持、子どもたちの発育、リハビリなどでの活用が可能になると考えています。
普及・啓発に於いては、トレーニングジム・眼鏡店・教習所などに機材が設置されいつでも気軽にビジョン測定・トレーニングができる環境が 整うことを目指しております。全ての人が、自分の最大限のパフォーマンスを発揮して生きる社会作りにV-Trainingが貢献できると考え、挑戦を続けます。
V-Training スタンダード・プログラム
眼と手/身体の協応動作
ランダムに点灯するターゲットを素早く捉え、正確に指でタッチします。眼と手と身体を協応させることで、総合的な適応力を向上させます。
瞬間視記憶
0.1秒間表示される9個の数字を正確に捉え、瞬間的に映像化して記憶する中心部の感知力を高めるトレーニングです。
空間認識
移動する目標物と他の対象物との位置関係を俯瞰図としてイメージする「空間認識」によって、視覚化の能力を向上させます。
周辺部の感知力
中心部から周辺部へ放射状に広がる目標物の動きの違いを感知することで、視野周辺部の感知力を高めます。
中心部/周辺部の感知力
画面中央と同じ色柄のターゲットを中央エリアに到達する前に両手を使い素早くタッチします。周辺部から中心部へ移動する目標物の色柄の違いを感知することによって中心部と周辺部の感知力を高めます。
眼球運動
ターゲットの色が移動中に変化するので、変化した瞬間に画面に置いた指を離します。眼を動かして動く目標物を捉える追従性眼球運動を高めます。
V-Training ベーシック・プログラム
どうぶつタッチ
ランダムに出現する動物のマークを素早く捉え、正確に指でタッチします。眼と手と身体を協応させることで、総合的な適応力を向上させます。
すうじあて
一瞬表示される4個または9個の数字を正確に捉え、瞬間的に映像化して記憶する中心部の感知力を高めるトレーニングです。
ブロックさがし
移動する目標物の位置関係を俯瞰図としてイメージする「空間認識」によって、視覚化の能力を向上させます。
かいてん ほしえらび
中心部から周辺部へ放射状に広がる目標物の動きの違いを感知することで、視野周辺部の感知力を高めます。
3しょくブロックけし
画面中央と同じ色柄のターゲットを中央エリアに到達する前に両手を使い素早くタッチします。周辺部から中心部へ移動する目標物の色柄の違いを感知することによって中心部と周辺部の感知力を高めます。
おいかけボール
ターゲットの色が移動中に変化するので、変化した瞬間に画面に置いた指を離します。眼を動かして動く目標物を捉える追従性眼球運動を高めます。